CP・CIF・TTSなどLPガス・エネルギー関連情報は「エネルギー情報ネットワーク」に

メタンハイドレート

メタンハイドレート

メタンハイドレート

  • メタンハイドレートは、低温高圧の条件下でメタン分子と水分子が結合して生成する氷状の物質。永久凍土地域の地下、水深500m以深の海底面下に存在ししている。
  • 日本のメタンハイドレート開発計画は、2001~2008年のフェーズ1において東部南海トラフ海域をモデルとして、地震探査・試掘等を実施、賦存量等の調査を行った。2009年度から開始されたフェーズ2ではメタンハイドレートを分解、メタンガスを回収する技術の開始を目指している。
  • 日本が国際共同研究としてカナダの陸上で産出試験を実施、2001年には加温法、2007年には減圧法試み、メタンハイドレートを分解、メタンガス産出に成功している。
  • 2012年2月から海洋産出試験が開始され、2013年3月12~16日にガス生産実験(減圧法)が行われ、世界で初めて海洋のメタンハイドレート層からのガス産出を確認した(20,000㎥/日)。
  • 今後は第2回海洋産出試験が計画されており、2016~2018年度には商業生産に向けた技術基盤の整備フェーズ3が開始される。
  • 2009年我が国は海洋基本法を制定し、メタンハイドレート開発を国策として実施しており、アベノミクス成長戦略の中にも盛り込まれている。
  • 課題は多く、技術的な問題(出砂によるポンプの不調等)、経済性(商業生産)、保安規制等の問題等々、ハードルは高い。
  • 詳細については、メタンハイドレート資源開発研究コンソーシアムのWebサイトへ
    メタンハイドレート資源開発研究コンソーシアム

powered by Quick Homepage Maker 5.3
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional