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CP速報

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LPガスCP速報(2022年9月積み)

9月積みサウジアラムコLPガスCP

  •   プロパン 650㌦(前月比-20㌦)
  •   ブタン  630㌦(前月比-30㌦)
    • 8月30日発表
  • LPガススポット市況等
     原油市況が乱高下するなか、LPガス市場をみると、不需要期でプロパン需要は減少、ブタンは石化需要が減退し夏枯れ状態。中東市場は、原油増産で産ガス国の供給は潤沢であったのに対し、輸入需要は、ロシア原油を大量に購入した中国、インドともに国産増で減退、ブタンはナフサ安で競争力を失い低迷した。極東CFRは、第1~3週までプロパン670㌦、ブタン660㌦を挟んだレンジで推移、原油高を受けて第4週にプロパンで700㌦を突破する場面もあったが、全般に軟調。ブタンは一時640㌦まで下げ、ブタン安が顕著になった。
     米国市場をみると、不需要期も輸出は堅調、高水準が続いている。全米プロパン在庫は23週連続の増加で3週連続で前年同期を上回ったが、5年平均レンジの下方(グラフ②)に張り付いている。モンベルビュープロパンスポット価格は、在庫増を受けて軟化、第1週は588~562㌦で推移したが、中旬は550㌦台後半から570㌦のレンジで推移した。MB月間平均は前月比27㌦続落の570㌦どころ(グラフ①)、今年1月の以来の低水準。
     フレート市況は、船舶需給にタイト感がなく軟化した。中旬に中東産ガス国のアクセプタンスが出揃ったタイミングで傭船需要が高まったが、不需要期で需要は減退し船影は濃い。米国積みも採算悪化で様子見、米国の輸出動向が注目されるところ。
     ナフサは大幅続落。上旬は750~700㌦のレンジで推移したが、中旬に700㌦を割り込むと660㌦~700㌦での展開となり、月間平均は前月比90㌦下落の700㌦どころ。石化需要が振るわず、石市況の軟化が響いた。ブタンは競争力を喪失、ブタン市況の下押し要因となった。
     バンカーオイルをみると、シンガポールIFO380は月間平均で前月比11㌦反発の512㌦となった。また、LSMGO(低硫黄マリンガスオイル)は同86㌦の大幅続落で1,120㌦どころ、世界的低水準在庫により高騰しているガスオイル価格もピークを過ぎ、両油種の価格差は523㌦に縮小したが、LSMGOはC重油の倍以上の価格。
     9月CPは前年同月比プロパン15㌦、ブタン35㌦それぞれ下落。原油(アラビアン・ライト)熱量等価換算(下記参照)では、前月に比べプロパン横這い、ブタン1ポイント低下、前年同月比ではプロパン38、ブタン41ポイント低い。2019年9月以来の低水準。
  • 原油市況等
     8月の原油市況をみると、月間平均では2ヶ月連続の下落で、WTIはロシアのウクライナ侵攻前の水準に戻している。原油市況軟化要因は、①中央銀行の利上げに伴う景気後退懸念、②イラン核合意再建協議進展によるイラン産原油の供給再開見通し、③中国のコロナ感染再拡大による行動制限実施など。
     一方、供給はロシアへの制裁強化や、産油国の政情不安による供給障害もあり、OPECプラスの生産量は目標を大きく下回っている。
     米国の原油生産量は2020年4月以来の1,200万b/d超、原油輸出は過去最高の500万b/dを記録し、米国産原油への需要増が顕著になっているが、米国の原油在庫水準は5年平均レンジの下方で推移、戦略石油備蓄原油は前年同期の72.9%、1984年以来の低水準となっている。
     現行マーケットは需給タイトとリセッション懸念で綱引きが行われているが、先物市場はファンド、ヘッジ双方ともにポジション縮小が顕著、流動性が低く、ボラティリティが高くなっている点が、憂慮される。
    ○8月積みアラビアン・ライト(8月1~30日までの想定)は106.35㌦(前月比-3.32㌦)
    • 熱量等価AL100% プロパン871.96㌦/㌧ ブタン860.00㌦/㌧
    • AL比       プロパン74.54%    ブタン73.26%
  • 上記ALはEIN推計、確定値は後日Webサイトでご確認ください。
  • 参考
  • 8月LPガスFOB公示価格
    8月FOBサウジCPANSIソナトラック
    670633.5660
    660628.5645
    • 単位:㌦/㌧ 

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