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CP速報

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LPガスCP速報(2022年5月積み)

5月積みサウジアラムコLPガスCP

  •   プロパン 850㌦(前月比-90㌦)
  •   ブタン  860㌦(前月比-100㌦)
    • 4月28日発表
  • LPガススポット市況等
     ロシアのウクライナ侵攻から2ヶ月、原油市況が乱高下するなか、LPガス市場をみると、欧州では温暖な気候と、石化、ガソリンブレンド需要が減退、天然ガス代替需要が下支えも原油市況軟化でプロパン、ブタンともに下落した。中東市場も不需要期を迎え、中国、ベトナムなどPDH需要が散見されたが、カタール、サウジ等産ガス国のスポット販売も多く需給タイト感は薄れた。ナフサ代替のブタン需要も豪州、アメリカ西海岸からブタン付カーゴのスポットもあり、ブタン高は解消されてきた。極東CFRは、原油市況の軟化を受け第4週で前週比30㌦下落のプロパン845㌦、ブタン850㌦どころ、前月末から100㌦の下落となっている。
     米国では、プロパン需要はピークを過ぎたものの、輸出とともに堅調、高水準が続いている。全米プロパン在庫は6週連続で増加、前年同期比の96%にまで回復したが、5年平均レンジの下方(グラフ②)、低水準で推移している。米モンベルビュープロパンスポット価格は、原油市況軟化を受け下落、第2週には700㌦を割り込み、下旬入り後も650㌦を挟んだ展開。MB月間平均は前月比67㌦下落の675㌦どころ(グラフ①)。なお、パナマ運河滞船日数はLNG船の通峡減もあり2~5日に落ち着いていたが、再び増加傾向。
     フレート市況は続伸。インドの5月上旬の傭船や産ガス国のスポット販売もあり船舶需給はタイト気味で市況は堅調に推移。米国からのスポット販売も船舶需給を締めているが、フレート高がアジア、欧州向けの採算ベースを悪化させ、FOB玉も限定的で今後の軟化要因。
     ナフサは原油価格に連動し反落、先月には1,000㌦を突破していたが、900㌦挟んでの展開、月間平均は910㌦どころで、前月比100㌦の下落。ブタン市況の下押し要因となった。
     バンカーオイルは大幅続騰、シンガポールIFO380は月間平均で前月比64㌦高の722㌦、LSMGO(低硫黄マリンガスオイル)は同42㌦上げの1,122㌦どころ、低硫黄ガスオイルの上昇が著しいが、両油種の格差は、C重油の急騰を受け400㌦に縮小した。
     5月CPは前年同月比プロパン355㌦、ブタン385㌦それぞれ上昇。原油(アラビアン・ライト)熱量等価換算(下記参照)では、前月に比べプロパン4、ブタン6ポイントそれぞれ低下、前年同月比ではプロパン3ポイント、ブタン7ポイント高い。
  • 原油市況等
     4月の原油市況をみると、ウクライナ危機直後の極端な乱高下は収まってきたが、依然ボラティリティが高い状況、WTI期近終値でみると高値は18日の108.21㌦、下値は94.29㌦と高低差は約14㌦に達している。軟化要因は、IEA加盟国による過去最大の協調備蓄放出、中国上海のコロナ対策によるロックダウンの長期化やIMFの経済成長見通しの引き下げ、米金融当局の利上げなどによる需要減退懸念。一方、EUはロシアエネルギー依存脱却を模索、段階的なロシア原油禁輸の可能性が高まり、他市場への需給逼迫要因となった。また、ロシア原油の減産が明らかになりつつあり(2022年は17%減の可能性も)、天然ガスについては、ポーランド、ブルガリアへの供給を停止、これを受けて、ヘンリーハブ(天然ガス)市況が急騰、NYの暖房油先物市況は26、27日に市場最高値を更新した。先物市場は極端なバックワーデーション(期近高)、需給逼迫の顕われであり、ウクライナ危機が収束されない限り乱高下も収まりそうもない。
    ○4月積みアラビアン・ライト(4月1~27日までの想定)は107.45㌦(前月比-6.276㌦)
    • 熱量等価AL100% プロパン880.98㌦/㌧ ブタン868.89㌦/㌧
    • AL比       プロパン96.48%    ブタン98.89%
  • 上記ALはEIN推計、確定値は後日Webサイトでご確認ください。
  • 参考
  • 4月LPガスFOB公示価格
    4月FOBサウジCPANSIソナトラック
    940834.5870
    960897.5930
    • 単位:㌦/㌧ 

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