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ウィークリーマーケット

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NYMEX市況推移

  • 期近先物市況(6月7日~6月11日)
    7日8日9日10日11日
    WTI(㌦/bl)69.3270.0569.9670.2970.91
    天然ガス(㌦/mmbtu)3.0703.1243.1293.1493.296
    改質ガソリン (㌣/gl)219.31221.90220.25221.22218.61
    ヒーティングオイル(㌣/gl)211.56213.50212.95214.34212.07
  • 7日WTI反落、期近7月限、終値は前日比0.39㌦下落の69.23㌦、一時2018年10月以来の70㌦まで上げたが、イエレン財務長官の発言(金利上昇は好ましい場面もある)を金融引き締めの可能性と受け止め、株価が軟調、中国の5月石油輸入が、製油所定修による処理量減少もあり前年同期を下回り(14.6%減)、5ヶ月ぶりの低水準となったことが嫌気された。
  • 8日WTI反発、期近7月限、終値は前日比0.82㌦上昇の70.05㌦、終値として2018年10月以来の70㌦突破。新型コロナワクチン接種進展により渡航制限の緩和など、需要拡大期待が高まる一方、ブリンケン米国務長官が「イランが行動を変えない限りトランプ前政権が発動した数百の対イラン制裁は継続される」などと述べ、イラン原油の追加供給の早期実現が困難になった。
  • 9日WTI小反落、期近7月限、終値は前日比0.09㌦下落の69.96㌦、1日で70㌦割れ。EIA週間統計で米原油在庫が製油所稼働率の上昇で大幅に減少したものの、石油需要はメモリアルデー連休の旅行シーズンインにもかかわらず減少、在庫が予想を大きく上回る増加となったことが嫌気された。前日に2018年10月以来の高値を付け、高値警戒の利食い売りも出やすい局面。新型コロナワクチン接種進展により欧米の経済活動規制緩和による需要拡大期待や、ブリンケン米国務長官の対イラン制裁継続発言を受けたイラン原油供給急増の懸念後退が下支え。
  • 10日WTI反発、期近7月限、終値は前日比0.33㌦上昇の70.29㌦、年初来高値を更新し2018年10月以来の水準。米5月の消費者物価指数(CPI)が予想を上回る5%上昇、12年9ヶ月ぶりの伸びで利回りを求める過剰流動性が代替資産として商品に向かった。ドル安で割安感もあるなか、米失業保険申請件数は6週連続で減少し、需要回復への期待も高まる。世界の原油供給が想定を下回る兆しもあり原油市況を取り巻く環境はリスクオン。なお、米国がイランの元政府高官3名、石油化学製品関連企業2社に対する制裁を解除したとの情報に一時下げる場面も見られた。
  • 11日WTI続伸、期近7月限、終値は前日比0.62㌦上昇の70.91㌦、年初来高値を更新し2018年10月以来の水準。ワクチン接種の進展で感染拡大抑制策が緩和され需要回復に弾みがつくと期待された。IEAは月報で22年末にはパンデミック前の需要は戻ると予測し、OPECプラスに増産の必要性を指摘した。OPEC月報は新型コロナ感染拡大による不透明感はあるものの米中の需要回復に支えられ下期に大幅な需要回復業の見通しを発表した。
  • ベーカーヒューズ社が11日発表した米リグ稼働数は461基(石油・ガス計)、前週比5基増、前年同期比182基増。石油リグ365基(前週比+6基、前年同期比+166基=83.4%増加)、昨年4月以来水準で急減した前年同期を大きく上回った。ガスリグ96(前週比-1基、前年同期比+18基)。
  • CFTCが11日に発表したWTI大口投機買い越し残高は6月8日時点で510,499枚(前週比+19,202枚)、2週連続の増加。買い建玉657,352枚(同+18,717枚)、売り建玉146,853枚(同-485枚)、買建玉は3週連続の増加、売り建玉は2週連続の減少。総取組高は2,512千枚、前週比5千枚増加、ファンド玉の買いが増加、商業ヘッジ玉は買いが減少、売りは微増。
  • 14日WTI3営業日ぶり小反落、期近7月限、終値は前日比0.03㌦下落の70.88㌦。ワクチン接種の進展で車両交通量、航空需要が回復、燃料需要増加に期待が高まり一時71.78㌦まで上昇したが、英イングランドで変異種による感染拡大が再燃したため活動制限全面解除が先送りされ、夏の需要回復楽観論が後退した。ノルウェーの労働組合と船主協会の労使交渉について、決裂した場合、石油ガス産業労働者は17日にストを開始する予定とのこと、今のところ生産に影響はないとの見方。
  • 15日WTI反騰、期近7月限、終値は前日比1.24㌦上昇の72.12㌦、年初来高値を更新し2018年10月10日以来水準。OPECプラスの協調減産が継続されるなか、ワクチン接種の進展で今年下期に大幅な需要回復が期待される。2022年末には需要がパンデミック前に回復するとのIEA報告に続き、大手石油トレーダー各社が原油市況の先高感を指摘している。米国ではカリフォルニア州が経済活動完全再開、ニューヨーク州も制限解除する。
  • 16日WTI小幅続伸、期近7月限、終値は前日比0.03㌦上昇の72.15㌦、年初来高値を更新し2018年10月10日以来水準。EIA週間統計で米原油在庫が予想(330万b減)を上回る減少で2月以来の低水準、需要も7週ぶりに2,000万b/dを超え、需要回復期待が高まり一時72.99㌦まで上昇した。一方、米金利上げの前倒しの可能性からドル高となりドル建て原油に割高感、上値が重い展開となった。
  • 17日WTI3営業日ぶり反落、期近7月限、終値は前日比1.11下落の71.04㌦、約1ヶ月ぶりの大幅下げ。FRBが金融緩和政策の早期縮小を検討、2023年末までに米金利の引き上げ前倒しを示唆したことから、ドル高となりドル建て商品の妙味薄れる。英国で新型コロナ変異株の感染が再拡大、需要回復への懸念も売り材料となった。

その他の市況

7日8日9日10日11日
TOCOM(㌦/b)68.6768.2869.8269.05869.74
ドバイ(㌦/b)68.5768.2368.8968.8769.06
オマーン(㌦/b)70.3569.6071.3870.9471.37
ブレント(㌦/b)71.4972.2272.2272.5272.69
OPEC:BP(㌦/b)70.1469.8171.1970.90
ナフサ (㌦/㌧)641636642637638
C重油(㌦/㌧)402.96396.45405.58400.87404.81
TTS(円/㌦)110.57110.45110.46110.65110.46

EIA週間需給統計 (6月9日発表)

  • 米国需給概況(6月4日現在:単位1,000バレル)
    ~21.5.721.5.1421.5.2121.5.2821.6.4増減
    原油生産量11,00011,00011,00010,80011,000+200
    製油所稼働率%86.186.387.088.791.3+2.6
    原油在庫(Excl LS)484,691486,011484,349479,270474,029-5,241
    ガソリン在庫236,189234,226232,481233,980241,026+7,046
    留出油在庫134,419132,095129,082132,802137,214+4,412
    プロパン在庫44,01244,42644,06748,15153,650+5,499
    クッシング在庫45,90545,76344,75545,53945,704+165
    原油輸入量5,4886,4116,2735,6316,638+1,007
    ガソリン輸入量9361,0811,0349331,050+117
    原油輸出量1,7963,3063,4332,5442,931+387
    ガソリン輸出量994833733560957+397
    留出油輸出量1,1431,0949089781,063+85
    プロパン輸出量1,4551,2921,408789868+79
    ガソリン需要量8,8009,2249,4799,1468,480-666
    留出油需要量3,9684,0584,4613,8133,413-400
    プロパン需要量6351,0501,0581,031750-281
    製品供給(需要)量計17,48319,27219,95619,14017,713-1,427
    • 原油生産量、輸入量、輸出量、製品供給量は一日あたり。
    • プロパン在庫は非燃料プロピレンを含む。
  • 米国石油在庫を対前年同期比でみると、原油88.1%、ガソリン93.2%、留出油78.0%、超高水準であった前年を下回り過剰在庫解消傾向が続いている。全米原油在庫は3週連続の減少。オクラホマ・クッシングの在庫は2週連続の増加。製油所稼働率は2019年同期を下回るもののコロナ危機以降最高、2020年1月以来の高水準。米国内原油生産量は1,100万b/dと堅調推移(2019年3月ピークの1,310万b/dからは210万b/dの減少)、石油リグ稼働数は前週比横這いの359基で昨年4月の水準、急減した前年同期比では74.3%の増加。輸出量、輸入量ともに増加、原油在庫は原油処理量増加で予想を上回る減少。(なお、原油在庫はLease Stock除き)。ガソリン在庫は2週連続の増加。輸入量、輸出量はともに増加、供給増加のなか需要はメモリアルデイ連休のドライブシーズン入りにもかかわらず減少、900万b/dを下回り、在庫は予想を上回る大幅増。留出油在庫は2週連続の増加。コロナ危機からの需要回復も一服、輸出は増加も低迷が続いている。プロパン在庫は、2週連続の増加。需要、輸出ともに低調、在庫水準は前年同期比では80.9%、27週連続で前年を下回り5年平均レンジの下方。ガソリンの需要(供給量)は前週比666千バレル減の日量848万バレル、4週ぶりの900万b/d割れ、直近4週間の供給量は908万バレル/日で前年同期比23.2%の増加。留出油は394万バレル/日で前年比21.6%の増加。ジェット燃料は95.1%の増加と倍増、コロナ危機からの回復傾向が顕著。なお、原油・石油製品のネット輸出入は919千バレルのネット輸入(前週比170千バレル輸入減)、ネット輸入は5週連続。
  • 4日のモンベルビュープロパンスポット価格:478.3㌦/㌧(前週比+19.8㌦、
    前年同期比+204.8㌦)

LPガスマーケット

  • CP先物指標(5月31日~6月4日)
    CP先物7月限8月限9月限
    545545545
    535535540
  •  先週(5月31日~6月4日)のLPガス市場は、気温上昇で民生用需要が減退、パナマ運河の混雑緩和で供給支障の懸念も緩和した。一方、原油市況が2018年10月以来の高値を付けるなどLPガス市況も油価に連れ高となった。
     CP先物は上昇、7月限はプロパン15㌦高、ブタン10㌦上げ、8月限はプロパン15㌦、ブタン10㌦上げとなった。
     極東CFR市況は小幅高、原油市況が下支えした形だが、需要は不需要期で減退、パナマの渋滞緩和で供給懸念後退。6月極東着プロパンは前週比5㌦上げの580㌦、ブタンは同5㌦上げの570㌦どころ。
     NWE(北西ヨーロッパ)CIFは、原油市況の高騰に引きずられ上昇、前週比プロパン10㌦上げの520㌦、ブタンは同20上げの520㌦どころ。
     米国市場をみると、輸出は微増も低水準、需要は不需要期で減少。プロパン在庫は増加し在庫水準は前年同期比80.9%まで回復した。米モントベルビュースポット価格(FOB)は、原油市況に連れ高となり前週比プロパン20㌦下げの478㌦、ブタンは同40㌦上昇の485㌦どころ。
  • フレート市況は、船舶需給緩和し軟調、52㌦台。
  • ナフサは原油に連れ高、615~635㌦で推移。
  • バンカーオイルは、原油市況に追随、IFO380は390~409㌦、LSMGOは563~579㌦で推移。
  • 6月LPガスFOB公示価格
    6月FOBサウジCPANSIソナトラック
    530479.5495
    525471.0492
    • 単位:㌦/㌧ 

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