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ウィークリーマーケット

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NYMEX市況推移

  • 期近先物市況(5月25日~5月29日)
    25日26日27日28日29日
    WTI(㌦/bl)93.8988.6888.9087.36
    天然ガス(㌦/mmbtu)3.0103.0303.2853.290
    改質ガソリン (㌣/gl)322.05313.37318.52312.67
    NY暖房油(㌣/gl)371.46359.75361.87353.73
  • 25日NYMEX休場、メモリアルデイの連休から米国はガソリンシーズン入り。ガソリン末端価格の高騰で需要動向が注目されている。オマーン原油は急落、7月限は前日比8.04㌦下落の95.56㌦。米イランの和平交渉でホルムズ海峡再開の道筋が示されたことを好感した。
  • 26日WTI反落、期近7月限の終値は、前日比2.71㌦下落の93.89㌦。米・イランの戦争終結に向けた協議進展、ホルムズ海峡再開への期待で前日に急落したブレント原油を後追いしたWTIは下げとなったが、米軍がイラン南部のミサイル発射拠点や機雷敷設船舶を攻撃したのを受け、和平交渉合意期待が後退し、ブレント原油は急反発した。
  • 27日WTI大幅続落、期近7月限の終値は、前日比5.21㌦急落の88.68㌦、4月17日以来の安値。米・イランの戦争終結に向けた合意への枠組み及びホルムズ海峡再開への期待で急落した。ただ、イランの覚書草案報道に対して米国は否定、イスラエルによるレバノン攻撃で、先行きは不透明。
  • 財務省が発表した4月分貿易統計9桁速報(品別・国別)によると、プロパン輸入量に占める米国産は98.6%、残りはオーストラリアからの輸入。化学原料用ブタンは前月比で増加したものの36千㌧に止まった。LPGCIF価格は、円安の影響が響き、2008年以来の過去最高値を更新した。
  • 28日WTI小反発、期近7月限の終値は、前日比0.22㌦上昇の88.90㌦。米・イランの停戦60日延長の暫定合意がトランプ大統領の承認待ちとなり、戦争終結、ホルムズ海峡再開への期待と不透明感でせめぎ合いとなった。米軍の攻撃にイランが報復、ペルシャ湾は一時緊張が走り、オマーン原油は急騰、停戦延長の報道が錯綜し市況は乱高下となった。EIAの週間統計では、米原油、石油製品在庫が減少、プロパン輸出は過去最高を更新した。
  • 29日WTI反落、期近7月限の終値は、前日比1.54㌦下落の87.36㌦、4月17日以来安値、週間では2週連続の大幅下げ。米・イランの戦争終結、ホルムズ海峡再開への協議進展期待と様子見で下げた。ただ、停戦延長の合意覚書草案を巡り、トランプ大統領は結論を先送り、イランも最終提案に至っていないと述べ、先行き不透明感が強い。
  • ベーカーヒューズ社が29日発表した米国リグ稼働数は、562基(石油・ガス計)、前週比4基増、前年同期比1基減。石油リグ429基(前週比4基増、前年同期比22基減=95.1%)、5週連続の増加。ガスリグ125基、前週比横ばい、前年同期比16基増、減少は3週連続で止まる。
  • CFTCが1日に発表したWTI大口投機買い越し残高は5月26日時点で160,998枚(前週比-11,582枚)、2週ぶりの減少。買い建玉378,088枚(同-6,206枚)、売り建玉217,090枚(+5,376枚)、買い建玉は2週ぶりの減少、売り建て玉は2週連続の増加。ヘッジ玉は、買い建玉が5週ぶりの増加、売り建玉は5週連続の減少。総取組高は2,004千枚、前週比5千枚の増加。
  • 1日WTI急反発、期近7月限、終値は、前日比4.80㌦上昇の92.16㌦。イランは、イスラエルによるレバノンのヒズボラへの攻撃を非難、米国との協議を停止すると表明、ホルムズ海峡の完全封鎖、イエメン、レバノン等シーア派の「抵抗戦線」の活発化に言及し、紅海の要衝バブ・エル・マンデブ海峡への戦線拡大リスクも高まった。一方、トランプ大統領はイランとの交渉は継続中であると発信、イスラエルへの対応も注目されるところ。
  • 2日WTI続伸、期近7月限、終値は、前日比1.60㌦上昇の93.76㌦、1週間ぶりの高値。イランは、米国提案の戦争停止への草案について検討、米政府と連絡は取っていないとしているが、米国は協議を継続しているとして、協議停止の報道を否定した。トランプ大統領はレバノンに攻撃を加えたイスラエルネタニヤフを恫喝、市場は、米・イラン戦争終結に向けた協議の行方を注視している。需給を巡っては厳しい状況が続き、IEAはこのまま石油在庫減少ペースが続くと、危機的、過去最低の在庫水準に陥ると警告している。
  • 3日WTI3営業日大幅続伸、期近7月限、終値は、前日比2.26㌦上昇の96.02㌦、先月22日以来の高値。米国がホルムズ海峡近くのケシム島を攻撃、イランはクウェート、バーレーンを攻撃するなど、応酬が続き、ペルシャ湾岸が緊迫化、米・イランの戦争停止に向けた協議も停滞している。EIAの週間統計では、製油所稼働率が上昇、米原油在庫は減少、石油製品在庫は増加した。米原油輸出は高水準が続いている。
  • 4日WTI4営業日ぶり大幅反落、期近7月限、終値は、前日比2.98㌦下落の93.04㌦。イスラエル・レバノンの停戦合意により米国イラン戦争停止に向けた協議の進展、ホルムズ海峡再開への期待が高まった。
  • 5日WTI大幅続落、期近7月限、終値は、前日比2.50㌦下落の90.54㌦、週間では3週ぶりの上げ。米・イランの本格的な戦争再開の可能性が後退したことを受けたもの。一方、米インド太平洋軍がイランに係る大型タンカーを拿捕、イランはオマーン湾で米軍艦艇に攻撃を加えるなど、軍事的な緊張は続いている。
  • ベーカーヒューズ社が5日発表した米国リグ稼働数は、563基(石油・ガス計)、前週比1基増、前年同期比4基増。石油リグ431基(前週比2基増、前年同期比11基減=97.5%)、6週連続の増加。ガスリグ124基、前週比1基減、前年同期比10基増。米リグ稼働数(石油・ガス計)が前年を上回るのは2023年5月以来。
  • CFTCが5日に発表したWTI大口投機買い越し残高は6月2日時点で155,874枚(前週比-5,124枚)、2週連続の減少。買い建玉383,310枚(同+5,222枚)、売り建玉227,436枚(+10,346枚)、買い建玉は2週ぶりの増加、売り建て玉は3週連続の増加。ヘッジ玉は、買い建玉が2週連続の増加、売り建玉は6週ぶりの増加。総取組高は2,025千枚、前週比21千枚の増加。

その他の市況

25日26日27日28日29日
TOCOM(㌦/b)90.7390.4889.5188.29
ブレント(㌦/b)96.1499.5894.2993.7192.05
オマーン(㌦/b)95.5695.5792.39103.4997.32
OPEC:BP(㌦/b)107.37106.30104.82105.77102.79
ナフサ (㌦/㌧)824833827811774
C重油(㌦/㌧)633.01634.85634.61626.28
TTS(円/㌦)159.91160.02160.33160.66160.39

EIA週間統計(5月28日発表)

  • 米国需給概況(5月22日現在:単位1,000バレル)
    ~26.4.2426.5.126.5.826.5.1526.5.22増減
    原油生産量13,58613,57313,71013,70213,715+13
    原油処理量16,27416,36116,66116,64217,171+529
    製油所稼働率%89.690.191.791.694.5+2.9
    原油在庫(ExcLS)459,495457,182452,876445,013441,686-3,327
    ガソリン在庫222,299219,795215,711214,163211,591-2,572
    留出油在庫103,638102,344102,534102,906100,799-2,107
    プロパン在庫78,84677,55681,14681,56781,185-382
    クッシング在庫29,77229,12427,42225,81823,024-2,794
    原油輸入量5,7505,4775,9016,0165,212-804
    ガソリン輸入量344755303547555+8
    原油輸出量6,4384,7505,4925,6044,440-1,164
    ガソリン輸出量7758561,048825800-25
    留出油輸出量1,5951,8611,5511,5731,561-12
    プロパン輸出量2,2602,0282,1682,0012,625+624
    ガソリン需要量9,1048,8138,7548,7679,256+489
    ジェット燃料需要量1,7801,7101,5451,7801,693-87
    留出油需要量4,1133,3623,4283,5523,948+396
    プロパン需要量9881,1704321,008510-498
    その他油需要量4,6104,2375,2514,9145,280+366
    燃料油総需要量21,13119,48419,89120,44920,943+494
    • 原油生産量、輸入量、輸出量、製品供給量は一日あたり。
    • プロパン在庫は非燃料プロピレンを含む。
  • 米国石油在庫を対前年同期比でみると、原油100.3%(戦略石油備蓄原油は91.0%)、ガソリン94.8%、留出油97.5%。全米原油在庫は5週連続の減少、在庫水準は5年平均レンジ中央。オクラホマ・クッシングの在庫も5週連続の減少。米国内原油生産量は前週比13千b/d増の1,372万b/dで高水準を維持。石油リグ稼働数は前週比10基増の425基、前年の93.4%。輸入は減少、輸出も減少したが高水準、製油所稼働率は上昇し、在庫は予想を上回る減少となった。ガソリン在庫は15週連続の減少。輸入は横ばい、輸出減となったが、需要はメモリアルデイ3連休のドライブシーズン入りで増加、4週ぶりの900万b/d超えとなった。供給は絞られたままで在庫は大きく減少し、在庫水準は5年平均レンジを下抜けている。留出油在庫は3週ぶりの減少。輸出は堅調、需要は増加したが、製油所稼働率上昇にもかかわらず供給は横ばい、在庫水準は5年平均レンジを下抜けたまま。プロパン在庫は、3週ぶりの減少。需要は減少したが、輸出は6週連続で200万b/dを上回る過去最高水準となった。供給は高水準で在庫水準は前年同期比147.3%、32週連続の前年超え、5年平均レンジを大きく上回っている。ガソリンの需要(供給量)は、前週比489千バレル増の日量926万バレル、直近4週間の供給量は890万バレル/日で前年をわずかに下回った。留出油は357万バレル/日で前年比2.1%の減少。ジェット燃料は、同3.6%の減少。燃料油総需要量は、2週連続の2,000万b/d超え。石油(原油・製品)のネット輸出入は、5,842千b/dの輸出となり、これで140週連続の輸出。
  • 5月22日のモンベルビュープロパンスポット価格:445.5㌦/㌧(前週比+2.6㌦、前年同期比+52.1㌦)。

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