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ウィークリーマーケット

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NYMEX市況推移

  • 期近先物市況(11月29日~12月3日)
    29日30日1日2日3日
    WTI(㌦/bl)69.9566.1865.5766.5066.26
    天然ガス(㌦/mmbtu)4.8544.5674.2584.0564.132
    改質ガソリン (㌣/gl)207.71198.01195.11196.77195.29
    ヒーティングオイル(㌣/gl)215.21206.38207.71210.34209.84
  • 29日WTI反発、1月限終値は、前日比1.80㌦上昇の69.95㌦。先週末の2020年4月以来の急落に行き過ぎ感、安値拾いの買戻しとなった。ただ、コロナウィルス変異種オミクロン株の影響が不透明、需要減退リスクが懸念されており、OPECプラスは共同技術委員会(JTC),共同閣僚監視委員会(JMMC)を日延べして変異種拡大の影響を調査する。一方、米国は追加のSPR(戦略石油備蓄)放出の用意があることを表明、イラン核合意協議もあいまって、OPECプラスの増産計画への影響が注視される。
  • 30日WTI急反落、期近1月限終値は、前日比3.77㌦下落の66.18㌦、一時65㌦を割り込み、終値としても8月23日以来の安値。OPECプラスが1月の増産を見送るとの観測から71.22㌦まで上げる場面もあったが、モデルナ社CEOが、オミクロン株がデルタ株と比較してワクチン有効性を低下させる可能性を示唆したことから大幅な下げとなった。市場では新コロナ変異株の流行を受けたロックダウンが拡大すると、2022年第1四半期に最大300万b/dの需要が減少するとの予測もある。一方、FRB議長がテーパリング(段階的縮小)早期終了に言及、インフレ対応策で利上げペースが早まるとの見方から、米株価は大幅下落、コロナ危機再燃で経済活動の低下も懸念され、リスク回避の動きが強まった。金融市場はオミクロンショックの様相を呈している。
  • 1日WTI続落、期近1月限終値は、前日比0.61㌦下落の65.57㌦、終値として8月20日以来の安値。OPECプラスが1月の増産を見送るとの観測から一時69.49㌦まで上げる場面もあったが、新型コロナオミクロン変異株の感染が世界各国で確認され、各地で移動制限が拡大するなど、需要減退懸念が高まった。一方、FRB議長がインフレリスクの高まりを警戒する旨発言し、対応策で利上げペースが早まるとの見方から、米株価は大幅続落、金融市場のリスク回避が強まっている。
  • 2日、WTI3営業日ぶり反発、期近1月限、終値は前日比0.93㌦上昇の66.50㌦。OPECプラスの閣僚級会合で、協調減産の縮小(40万b/d)を計画通り1月も実施することで合意、ただし、オミクロン変異株の感染拡大による需要動向に影響がある場合は、供給調整を行う余地を残した。これを受けて、一時62.43㌦まで下落した市況は67.36㌦まで戻すなど荒い値動きとなった。米株価は前日までの急落の反動、押し目買いが入り大幅反騰となった。
  • 3日、WTI反落、期近1月限、終値は前日比0.24㌦下落の66.26㌦、週間では6週連続の下げで2018年以降最長。市場は新型コロナ変異種オミクロン株の翻弄された形。2日のOPECプラスの閣僚級会合で、協調減産の縮小(40万b/d)を計画通り1月も実施することで合意、ただし、オミクロン変異株の感染拡大による需要動向に影響がある場合は、供給調整を行う余地を残した。なお、11月の協調減産遵守率は116%、増産計画が進捗していない。JPモルガングローバルエクイティリサーチは原油価格見通しについて、2022年125㌦、2023年150㌦まで上昇する可能性を示した。
  • ベーカーヒューズ社が3日発表した米リグ稼働数は569基(石油・ガス計)、前週比±0基、前年同期比246基増。石油リグ467基(前週比±0基、前年同期比+221基=89.8%増加)、増加は5週連続でストップ、昨年4月の水準。ガスリグ102基(前週比±0基、前年同期比+27基)。
  • CFTCが3日に発表したWTI大口投機買い越し残高は11月30日時点で387,234枚(前週比-20,423枚)、3週連続の減少。買い建玉511,862枚(同+1,276枚)、売り建玉124,628枚(同+21,699枚)、買建玉、売建玉ともに2週連続の増加、ショートポジションが大きく増加。総取組高は2,033千枚、前週比4千枚の増加、ファンド筋は弱気相場(直近高値から20%以上下落)でポジションを修正、商業ヘッジ玉は、売り建てえ玉を減少させた。
  • 6日、WTI急反騰、期近1月限、終値は前日比3.23㌦上昇の69.49㌦。新型コロナ変異種オミクロン株について、感染しても軽症とのデータが示され、需要減退懸念が後退した。一方、サウジアラビアは1月積み公式販売価格(OSP)を引き上げると発表、アジア向けアラビアンライトの調整額は12月積みの+2.7㌦から0.6㌦上げの+3.3㌦となる。
  • 7日、WTI大幅続騰、期近1月限、終値は前日比2.56㌦上昇の72.05㌦、2週ぶりの70㌦台突破。新型コロナ変異種オミクロン株について、深刻な症状にはならないとの楽観論から金融市場のリスク志向が高まり株価が大幅続伸、石油市場も最悪シナリオを織り込み済みで、需要減退懸念が後退した。一方、イラン核合意の再建協議が中断しており、イラン原油の供給再開の遅れも買い材料となった。
  • 8日、WTI3営業日続伸、期近1月限、終値は前日比0.316㌦上昇の72.36㌦。ファイザー製コロナワクチンについて、ブースター接種によりオミクロン変異株への有効性が暫定試験結果で示されたのを受け、需要減退懸念が後退した。米原油在庫が2週連続で減少したことも支援材料となった。

その他の市況

29日30日1日2日3日
TOCOM(㌦/b)72.6269.4169.2367.3668.41
ブレント(㌦/b)73.4470.5768.8769.6769.88
オマーン(㌦/b)72.7770.6271.0769.1770.82
OPEC:BP(㌦/b)74.2071.0171.6370.03
ナフサ (㌦/㌧)708703658659661
C重油(㌦/㌧)419.26407.01400.69388.48396.54
TTS(円/㌦)114.77114.77114.26113.98114.10

EIA週間統計(12月1日発表)

  • 米国需給概況(11月26日現在:単位1,000バレル)
    ~21.10.2921.11.521.11.1221.11.1921.11.26増減
    原油生産量11,30011,50011,40011,50011,600+100
    原油処理量15,64615,71515,94016,05816,095+37
    製油所稼働率%86.386.787.988.688.8+0.2
    原油在庫(Excl LS)434,102435,104433,003434,020433,111-909
    ガソリン在庫214,258212,703211,996211,393215,422+4,029
    留出油在庫127,122124,509123,685121,717123,877+2,160
    プロパン在庫76,09874,75774,56873,61272,660-952
    クッシング在庫26,41626,38226,59827,38528,544+1,159
    原油輸入量6,1726,1086,1916,4366,604+168
    ガソリン輸入量667587823483643+160
    原油輸出量2,9253,0533,6262,6052,704+99
    ガソリン輸出量760833831608887+279
    留出油輸出量1,0281,2398491,007588-419
    プロパン輸出量1,0831,5821,3921,0481,034-14
    ガソリン需要量9,5049,2599,2419,3348,796-538
    留出油需要量3,6864,2804,3504,3914,209-182
    プロパン需要量1,2821,1491,1941,6241,673+49
    製品供給(需要)量計19,99719,29021,62921,75220,222-1,530
  • 原油生産量、輸入量、輸出量、製品供給量は一日あたり。
  • プロパン在庫は非燃料プロピレンを含む。
  • 米国石油在庫を対前年同期比でみると、原油88.8%、ガソリン92.2%、留出油84.9%。全米原油在庫は2週ぶりの減少、オクラホマ・クッシングの在庫は3週連続の増加。製油所稼働率は回復、前年同期を10ポイント以上上回り19年水準。米国内原油生産は増加し、ハリケーン襲来以前の水準を維持(2019年3月ピークの1,310万b/dからは150万b/dの減少)、石油リグ稼働数(タイトオイル)は前週比6基増の467基で昨年4月以来の水準、急減した前年同期比では193.8%。輸入量が増加したが、輸出量も増加、2週連続の300万b/d割れとなったものの、原油処理量が増加し在庫は減少した。ガソリン在庫は8週ぶりの増加。需要が減少し900万b/d割れとなった。輸入は増加も低水準、輸出は増加したが、需要減少で在庫は増加。留出油在庫は4週ぶりの増加。輸出が大幅減少の低水準、需要も減少し在庫は増加。プロパン在庫は、4週連続の減少。需要が微増ながら高水準、輸出は減少も堅調。在庫水準は前年同期比では79.5%、52週連続で前年を下回り、5年平均レンジの下方に張り付いている。ガソリンの需要(供給量)は前週比538千バレル減の日量880万バレル、10週ぶりの900万b/d割れ、直近4週間の供給量は916万バレル/日で前年同期比10.6%の増加。留出油は431万バレル/日で前年比6.1%増加となった。ジェット燃料は34.5%の増加。石油製品の総需要量は3週ぶりの減少となったが3週続けての2,000万b/d超。なお、原油・石油製品のネット輸出入は1,266千バレルのネット輸入(前週比331千バレル輸入増)、ネット輸入は2週連続。
  • 26日のモンベルビュープロパンスポット価格:582.5㌦/㌧(前週比±0.0㌦、
    前年同期比+285.5㌦)

LPガスマーケット

  • CP先物指標(10月11日~10月15日)
    CP先物11月限12月限1月限
    860865855
    840845830
  •  先週(10月11日~10月15日)のLPガス市場は、原油市況が高値堅調で推移する中、国慶節明けの中国からの引き合いが強く、暖房需要期を迎え反騰した。世界的な天然ガス、石炭の不足高騰により、電力原料が石油製品にシフト、エネルギー全般の需給タイト化への懸念が強まっている。
     CP先物は急反騰、11月限は前週比プロパン20㌦、ブタン40㌦上げ、12月限はプロパン20㌦、ブタン45㌦の反騰、1月限はプロパン15㌦、ブタン30㌦のそれぞれ上げとなった。
     極東CFR市況も反騰。米国供給が潤沢、インド向けが一服し需給緩和感から週半ばまで軟化したが、中国勢が市場に復帰、原油市況の高騰もあり反発、11月極東着プロパンは前週比15㌦上げの885㌦、ブタンは同30㌦下げの860㌦どころ。
     NWE(北西ヨーロッパ)CIFは急反騰。穏やかな気候予報で週前半は軟化したものの、天然ガス高騰のあおりを受け、代替需要が増加、供給が限定的で需給はタイト、前週比プロパン45㌦上げの875㌦、ブタンは5㌦上昇の805㌦どころ。
     米国市場をみると、輸出、需要ともに堅調。プロパン在庫は増加傾向も低水準のまま需要期を迎えている。在庫水準は前年同期比75%、5年平均のレンジ下方に突き抜けている。米モントベルビュースポット価格(FOB)は、前週比プロパン10㌦上げの770㌦、ブタンは同30㌦上げ750㌦どころ。
  • フレート市況は、インド向け傭船需要から、船舶需給タイト化、50㌦まで上昇した。
  • ナフサは原油に連動続伸、765~785㌦で推移。
  • バンカーオイルは、原油市況に追随堅調、IFO380は530~522㌦、LSMGOは702~724㌦で推移。
  • 10月LPガスFOB公示価格
    10月FOBサウジCPANSIソナトラック
    800772.5808
    795724.5742
    • 単位:㌦/㌧ 

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