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ウィークリーマーケット

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NYMEX市況推移

  • 期近先物市況(7月1日~7月5日)
    1日2日3日4日5日
    WTI(㌦/bl)83.3882.8183.8883.16
    天然ガス(㌦/mmbtu)2.4782.4352.4182.319
    改質ガソリン (㌣/gl)257.83257.34260.13255.91
    NY暖房油(㌣/gl)261.47262.97263.43260.24
  • 1日WTIは大幅反騰、期近8月限、終値は前日比1.84㌦上昇の83.38㌦、4月26日以来の高値。イスラエルはハマス壊滅まで戦争継続を表明、ゴラン高原では無人機の攻撃を受け負傷者がでており、紛争の拡大が懸念されている。欧州では仏議会選で極右政党が優勢、政治的なリスクも意識された。カリブ海に発生したハリケーン「ベリル」はカテゴリー4まで発達し西に向かっており、メキシコ湾岸(週末に到達見込み)への影響が懸念される。米独立記念日の祝日を控え、ドライブシーズンの需要増も期待されている。
  • 2日WTIは反落、期近8月限、終値は前日比0.57㌦下落の82.81㌦。前日の急騰で4月26日以来の高値水準となり、買われ過ぎ感からテクニカル売り。一方、イスラエルはガザ地区包囲を継続しハンユニスからの退避を勧告、ヒズボラの無人機攻撃を受けイスラエル兵に負傷者がでており、中東情勢は緊迫化している。ハリケーン「ベリル」はカテゴリー4のメジャー級を維持し、ハイチの南海上にあって西北西に進み、勢力を弱めつつも金曜日にはハリケーンのままユカタン半島に到達する見込み。メキシコ湾岸への直撃の可能性は低くなったが、ハリケーンシーズン到来の幕開けと捉えられている。
  • 3日WTIは反騰、期近8月限、終値は前日比1.07㌦上昇の83.88㌦、4月16日以来の高値。EIA週間統計で米原油在庫が昨年7月以来の大幅減少、燃料油需要も増加し製品在庫も減少となった。一方、イスラエルとヒズボラの紛争拡大が懸念され、中東情勢は緊迫化している。また、英、仏の議会選挙結果への警戒感も強くなっている。ハリケーン「ベリル」はカテゴリー4のメジャー級勢力(最大風速130mph)を維持したままジャマイカを直撃、今後勢力を弱めながらユカタン半島を通過、週末にはメキシコ湾に達する見込み。
  • 4日米独立記念日でNYMEXは休場。ハリケーン「ベリル」はカテゴリー2まで勢力を弱め(最大風速110mph)、今後、ユカタン半島を通過、週末にはメキシコ湾に達する見込み。アジア原油市場は、地政学リスクと米利下げ観測が下支えしている。
  • 5日WTIは反落、期近8月限終値は、前日比0.72㌦下落の83.16㌦、週間では4週連続の上げとなった。米雇用統計は非農業部門20.6万に増加、平均時給賃金は伸び鈍化、失業率は4.1%に上昇した。米供給管理協会(ISM)非製造業総合指数は48.8と4年ぶり低水準、利下げ観測が高まり株価は続伸した。原油市場は、反落したものの原油在庫の減少とハリケーンの懸念が下支え、当面は84㌦が上値抵抗線か。
  • ベーカーヒューズ社が5日発表した米リグ稼働数は、585基(石油・ガス計)、前週比4基増、前年同期比95基減。石油リグ479基(前週比横ばい、前年同期比61基減=88.7%)、前年同期比稼働数では60週連続で前年を割り込んだ。ガスリグ101基、前週比4基増、前年同期比34基減、61週連続で前年を下回った。
  • CFTCが8日に発表したWTI大口投機買い越し残高は7月2日時点で279,946枚(前週比+8,701枚)、4週連続の増加。買い建玉368,485枚(同+7,386枚)、売り建玉88,539枚(-1,315枚)、買い建玉は3週連続の増加、売り建玉は2週連続の減少。総取組高は1,722千枚、前週比41千枚増加、ヘッジ玉は、買い建玉、売り建玉ともに5週ぶりの増加となった。
  • 8日WTIは続落、期近8月限、終値は、前日比0.83㌦下落の82.33㌦。ハリケーン「ベリル」は勢力を弱め、熱帯低気圧でテキサス州に上陸、北上している。ヒューストン港が閉鎖されているものの石油関連施設への大きな影響はなく、原油、石油製品市況は軟化した。今週の主要月報発表を控え、先物市場は、需給を巡り綱引き状態、狭い範囲でのレンジ取引で、ボラティリティが低下している。
  • 9日WTIは3営業日続落、期近8月限、終値は、前日比0.92㌦下落の81.41㌦。ハリケーン「ベリル」による影響は軽微、復旧作業が進展した。パウエルFRB議長の議会証言は、利下げ観測を生む一方、明確な時期は示唆されず、高金利長期化も意識され、ドルは上昇した。需給面では、夏場の需要増が期待されているが、中国経済動向への懸念もあり、市場は綱引き状態。
  • 10日WTIは4営業日ぶり反発、期近8月限、終値は、前日比0.69㌦上昇の82.10㌦。パウエルFRB議長の議会証言は、利下げ観測を強め、株価(S&P500)は連日最高値を更新、金融市場はリスクオン状態。EIA週間統計で米原油在庫が2週連続で減少、製油所稼働率が高水準。独立記念日の休暇でガソリン、ジェット燃料油の需要が好調、ガソリン在庫も2週連続で減少した。原油先物市場では、プロンプトスプレッド(期近2限月の値差)の逆ザヤが拡大、再び1㌦を突破、需給タイトを示唆している。
  • 11日WTIは続伸、期近8月限、終値は、前日比0.52㌦上昇の82.62㌦。米6月のCPI(消費者物価指数)が予想を下回り、利下げ観測が強まった。一方、IEA月報によると、4-6月石油需要の伸びが中国の低迷で100万b/d弱に鈍化した。原油先物市場は、この3週間で獲取引レンジが4㌦程度とボラティリティが低下、夏枯れの薄商いとなっている。
  • 12日WTIは3営業日ぶり反落、期近8月限、終値は、前日比0.41㌦下落の82.21㌦、週間では5週ぶりの下落となった。米6月のPPI(生産者物価指数)ハウ予想を上回ったものの、7月ミシガン第消費者マインド指数(速報胃)が低調、利下げ観測が強まった。原油需要増加の兆候が見られたが、中国の原油需要は低迷、イスラエルとハマスの停戦協議に進展があり地政学プレミアムが縮小した。カナダのオイルサンド産業の中心アルバータ州の山火事で供給懸念、原油先物市場ではプロンプトスプレッドの逆ザヤが拡大、需給タイト感が強まっている。
  • ベーカーヒューズ社が12日発表した米リグ稼働数は、584基(石油・ガス計)、前週比1基減、前年同期比91基減。石油リグ478基(前週比1基減、前年同期比59基減=89.0%)、前年同期比稼働数では61週連続で前年を割り込んだ。ガスリグ100基、前週比1基減、前年同期比33基減、62週連続で前年を下回った。
  • CFTCが12日に発表したWTI大口投機買い越し残高は7月9日時点で283,894枚(前週比+3,948枚)、5週連続の増加。買い建玉369,229枚(同+744枚)、売り建玉85,335m枚(-3,204枚)、買い建玉は4週連続の増加、売り建玉は3週連続の減少。総取組高は1,768千枚、前週比46千枚増加、ヘッジ玉は、買い建玉、売り建玉ともに2週連続の増加となった。

その他の市況

1日2日3日4日5日
TOCOM(㌦/b)84.1885.4485.3285.5285.77
ブレント(㌦/b)86.6086.2487.3487.4386.54
オマーン(㌦/b)85.5686.7986.4286.5487.49
OPEC:BP(㌦/b)86.5187.4387.0687.5188.15
ナフサ (㌦/㌧)714721722720724
C重油(㌦/㌧)509.72515.91515.08520.78528.24
TTS(円/㌦)162.23162.71162.61162.47162.17

EIA週間統計(7月3日発表)

  • 米国需給概況(6月28日現在:単位1,000バレル)
    ~24.5.3124.6.724.6.1424.6.2124.6.28増減
    原油生産量13,10013,20013,20013,20013,200±0
    原油処理量17,58417,51117,14316,89517,143+248
    製油所稼働率%95.495.093.592.293.5+1.3
    原油在庫(ExclLS)455,922459,652457,105460,696448,539-12,157
    ガソリン在庫230,946233,512231,232233,686231,672-2,213
    留出油在庫122,485123,366121,640121,263119,728-1,535
    プロパン在庫68,83069,80871,44373,53575,836+2,301
    クッシング在庫35,40833,81534,12233,89634,241+345
    原油輸入量7,0588,3047,0546,6116,547-64
    ガソリン輸入量6999121,000762851+89
    原油輸出量4,5013,1884,4183,9104,401+491
    ガソリン輸出量8918581,010876971+95
    留出油輸出量1,3801,3481,1801,5531,705+152
    プロパン輸出量1,7921,8581,7911,4541,827+373
    ガソリン需要量8,9469,0409,3868,9699,424+455
    ジェット燃料需要量1,7311,6961,7051,6831,834+151
    留出油需要量3,3673,6493,9773,5363,715+179
    プロパン需要量6948657121,027660-367
    燃料油総需要量20,51019,21921,08120,68921,083+394
    • 原油生産量、輸入量、輸出量、製品供給量は一日あたり。
    • プロパン在庫は非燃料プロピレンを含む。
  • 米国石油在庫を対前年同期比でみると、原油99.2%(戦略石油備蓄原油は107.3%)、ガソリン105.6%、留出油105.6%。全米原油在庫は2週ぶりの大幅減少、1年ぶりの急減も在庫水準は5年平均レンジ中央。オクラホマ・クッシングの在庫は2週ぶりの増加となった。米国内原油生産量は横ばいの1,320万b/d、過去最高水準を維持。石油リグ稼働数は前週比6基減の479基、59週連続で前年を下回った。製油所稼働率は上昇、輸入減、輸出大幅増で、在庫は予想を上回る減少となった。ガソリン在庫は2週ぶりの減少。輸出が増加、需要はドライブシーズンで2週ぶりの900万b/d超え高水準、供給は減少した。在庫水準は5年平均レンジの中央。留出油在庫は3週連続の減少。輸出が増加高水準となり、需要も増加した。在庫水準は5年平均レンジ中央下方。プロパン在庫は、12週連続の増加。輸出は増加堅調、需要は減少したが、供給は高水準。在庫は前年同期比93.5%、11週連続の前年割れとなったものの、5年平均レンジの上位に。ガソリンの需要(供給量)は前週比455千バレル増の日量942万バレル、直近4週間の供給量は921万バレル/日で前年同期比1.7%の減少、14週連続の前年割れ。留出油は372万バレル/日で前年比1.4%の増加。ジェット燃料は同1.3%の減少。燃料油総需要量は3週連続の2,000万b/d超え。石油(原油・製品)のネット輸出入は、2,908千b/dの輸出、42週連続の輸出。
  • 6月28日のモンベルビュープロパンスポット価格:435.0㌦/㌧(前週比+24.5㌦、
    前年同期比+153.1㌦)

LPガスマーケット

  • CP先物指標(1月3日~1月6日)
    CP先物2月限3月限4月限
    580545525
    590560540
  •  先週(1月3日~1月6日)のLPガス市場は、年明け原油市況が軟化するなか、暖冬により引き合いは弱いものの、インド、東南アジアの堅調な需要と極東の寒波襲来に備えた買いが下支えた。
     CP先物2月限は堅調な需要に支えられ上昇、前週比プロパン15㌦、ブタン5㌦高、3月限はプロパン横這い㌦、ブタン5㌦の反落、4月限はプロパン横這い、ブタンも横這い強含み。
     極東CFR市況は週初めに上昇したが、原油市況下落で週末には軟化。インド、東南アジア向けの需要が堅調、2月着玉には日本、中国から引き合いがあり、相場を下支え。1月極東着プロパンは前週比5㌦下げの620~605㌦、ブタンは同5㌦下げの640~625㌦どころ。
     NWE(北西ヨーロッパ)CIFは、原油市況の軟化と温暖な気候で暖房需要が盛り上がらず。前週比プロパン25㌦下げの520㌦、ブタンは30㌦下げの540㌦どころ。
     米国市場をみると、輸出、需要ともに堅調。プロパン在庫は4週連続の減少も在庫水準は前年同期比126%、5年平均のレンジの上方。米モントベルビュースポット価格(FOB)は、前週比プロパン5㌦下げの385㌦、ブタンは同20㌦下げの455㌦どころ。
  • フレート市況は、滞船の緩和で船舶需給は供給過剰感で軟化、週初の92㌦台から77㌦台後半まで下げている。
  • ナフサは原油市況に連動軟調、655~635㌦で推移。
  • バンカーオイルは、原油市況に追随軟化、IFO380は408~377㌦、LSMGOは920~856㌦で推移。
  • 1月LPガスFOB公示価格
    1月FOBサウジCPANSIソナトラック
    590516560
    605534580
    • 単位:㌦/㌧ 

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